メガネ選びで失敗しないポイントを視能訓練士が解説!
メガネ選びで失敗しないポイントを知りたいとお考えでしょうか?最適なメガネを手に入れるには、メガネ選びの最低限の知識があることが必要です。
とはいえ、多くの皆さんはプロではありません。どんなポイントを押さえて選ぶべきか、どんな点に注意すべきかなど、よく分からないことばかりでしょう。
そこで今回は、メガネ選びで失敗しないポイントを、ものを見ることのスペシャリストである視能訓練士が詳しく解説します。知っておいて損のない内容ですから、最後までお付き合いください。
- 自分に合ったメガネの条件とは?
- メガネ選びの基本的なポイント
- 適切な大きさのフレーム・レンズ
- 似合う色・デザイン
- かけ心地がよい
- 扱いやすく高品質な素材
- 予算
- 格安メガネ店でメガネを作るデメリット・リスク
- 未資格者が視力検査を行っていることが多い
- 価格の高さを優先されがち
- フレーム・レンズの品質が悪いことがある
- アフターサービスが期待できない
- 合わないメガネを使い続けるリスクもある
- 自分に合ったメガネをきちんと作る方法やポイント
- 眼科で視力検査をして処方箋をもらう
- 老舗メガネ店などの有資格者がいる店舗で作る
- メガネ選びは「EYECARE名古屋」でもご相談受付中
- 目元美容・ものを見ることの専門エステサロン
- EYECAREで目元の不快な症状を改善できる
- まとめ
自分に合ったメガネの条件とは?
そもそも、どんな条件を満たしていると自分に合ったメガネだといえるのでしょうか。まずは、ご自身がメガネに求めることを書き出してみるとことをおすすめします。
- 自分が欲しい視力が出る(両目で1.0など)
- 日常生活の不便を解消できる(運転用・読書用・パソコン用など)
- ファッションアイテムとして楽しめる
- コンタクトレンズの予備
この点をハッキリさせておくと、自分に最適なメガネ選びがスムーズに進みます。
メガネ選びの基本的なポイント
メガネ選び方で、絶対に外せない基本的なポイントを詳しくご紹介します。
適切な大きさのフレーム・レンズ
まずは、自分にとって、フレームやレンズが適切な大きさのものを選びましょう。顔の大きさ、目と目の距離などは、人によってまちまちです。そのため、ほかの人にはよくマッチしていても、自分に必ずしもマッチするとは限りません。
また、フレームやレンズが小さなメガネは大変おしゃれで人気ですが、実用性に乏しいといえます。とはいえ、フレームやレンズが大き過ぎるのも不便です。「視力を矯正するためのメガネ」が欲しいのなら、フレームやレンズの大きさが適切で、視野が広く見やすいものを選んでください。
似合う色・デザイン
フレームは、自分に似合う色・デザインを選びましょう。家族や知人・恋人など、率直に評価してくれる人と一緒に選ぶと間違いがありません。
第一印象でいいなと思ったフレームでも、試着してみるとまったく似合わないことがあります。特に、おしゃれな色・デザインほど、似合う人が限られるものです。一方、第一印象でピンとこなくても、かけてみると、自分の顔にしっくりなじむこともあります。まずは、いろいろなタイプのフレームを試してみるとよいでしょう。
かけ心地がよい
メガネ選びで外せないポイントとして、かけ心地がよいことも挙げられます。かけ心地がよいフレームとは、以下のような条件を満たしているものです。
- かけたときに窮屈に感じない
- 耳や鼻の当たりが柔らかく圧迫感がない
もちろん、ある程度の調整は可能ですが、種類によっては大きく変更できません。また、実際にはレンズの重量が入るため、かけ心地が違ってきます。そのため、かけ心地のよさを重視するのなら、なるべく軽いフレームを選ぶことがおすすめです。
扱いやすく高品質な素材
メガネ選びでは、扱いやすく高品質な素材を使用していることも重要なポイントです。フレームの素材は、金属製とプラスチック製に大きく分けることができます。それぞれの素材の主な特徴は、以下のとおりです。
- 金属製:繊細なデザインを楽しめる、熱に強い、種類が多い、折れや曲げに弱い、サビが出ことがあるなど
- プラスチック製:軽い、ファッション性が高い、熱に弱い、ツナギ部分には金属を使用するためサビと無縁とはいえない、鼻パッド部分の調整が難しいなど
金属製もプラスチック製のいずれも、メリット・デメリットがあります。そのため、どちらが絶対によいとは断言できません。お好みや目的に合うものを、よく考えてその都度選ぶとよいでしょう。
予算
良質なメガネが欲しいとはいえ、予算を切り離して考えるのは難しいものです。現在、一般的な単焦点メガネ(近視・乱視・遠視・老眼用)は、数千円程度~購入できます。
しかし、価格が安いメガネは、フレームやレンズの種類を自由に選べないことが多くなります。また、購入後数年程度かけ続けることを考えると、目安として2~3万円程度は見ておきたいものです。強度近視で超薄型のレンズを希望する、遠近両用レンズを使いたいといった場合は、さらに多めに見ておいてください。
格安メガネ店でメガネを作るデメリット・リスク
最近急増中の格安メガネ店でメガネを作ると、さまざまなデメリットやリスクがあります。格安の裏には、相応の理由があると考えましょう。
未資格者が視力検査を行っていることが多い
実は、視力検査は未資格者でも行うことができます。メガネ店のスタッフの多くは、視能訓練士などの、ものを見ることに関する視覚を持っていません。視力検査を行うこと自体は、誰が行っても法律に違反しないからです。
もちろん、ショッピングセンターに入っているような格安メガネ店であっても、スタッフの基礎的な教育はしているはずですし、全員が未熟であるとはいえません。しかし、多くの場合、最終的には顧客の感覚に頼っているのが現状です。本当の意味で目に合うメガネを作るには、不安が残るといってよいでしょう。
価格の高さを優先されがち
格安メガネ店とはいえ、結局は売上重視であることに変わりはありません。そのため、メガネを作る際、似合うフレームや適切なレンズの種類より、価格の高さを優先されがちになります。格安なメガネをたくさん売るより、1人ずつの単価を高くしたいと考えるのは、どの店舗も同じだからです。
たとえば、軽い近視用のメガネなどは、超薄型の高額レンズを使わなくても十分なケースが多く見られます。しかし、売上を確保したい気持ちから、スタッフが高額レンズを強引にすすめてくることもあるでしょう。そういう意味では、格安メガネ店のほうが失敗するリスクが高いともいえます。
フレーム・レンズの品質が悪いことがある
格安メガネ店にて安い価格で眼鏡を作れる理由として、フレーム・レンズがの品質が悪い可能性も否定できません。メガネを格安で販売するには、原価を抑える必要があります。そのため、メーカーの処分品や倒産品など、安い価格で仕入れたフレーム・レンズを使っていることがあるのです。
フレームの場合は、メッキがすぐに剥がれる、サビが出やすい、少しの衝撃で簡単に折れてしまうといったことがあります。レンズの場合は、傷防止コーティングがない、あってもすぐに剥がれてしまう、何となく歪んで見えるといったケースもあるため、注意が必要です。これでは、格安で購入してもすぐに買い替えることになるため、大きな不満が残ります。
アフターサービスの質が悪い
アフターサービスが質が悪いのも、格安メガネ店でメガネを作るデメリットやリスクといえます。格安メガネ店は、メガネを安くたんさん販売してこそ、利益が確保できるのが特徴です。したがって、本来手厚く行われるべきアフターサービスまで手が回らないことが多く見られます。
実際に、メガネの調子が悪い、かけ心地を直してほしいといった理由で足を運んでも、しっかり対応してもらえないという声も耳にします。メガネは、いったん作ったら年単位で使うものです。常に最適な状態で使い続けるためにも、アフターサービスが手厚いところで作るべきでしょう。
合わないメガネを使い続けるリスクもある
格安メガネ店に限りませんが、合わないメガネを使い続けるとさまざまなリスクがあります。フレームのかけ心地などは、調整することによってある程度改善することが可能です。しかし、度が合わないメガネをかけ続けると、目に大きな負担かかります。
たとえば、眼精疲労・頭痛・肩こりのほか、無意識にストレスとなってイライラすることもあるでしょう。また、度数が合わないメガネは見えづらいため、事故やケガなど、思わぬトラブルの原因になることもあります。度数の合った見やすいメガネを作り、正しくかけることが心身の健康を維持するために必要不可欠なのです。
自分に合ったメガネをきちんと作る方法やポイント
自分に合ったメガネをきちんと作る方法やポイントを、具体的にご紹介します。
眼科で視力検査をして処方箋をもらう
メガネを作る場合、眼科で視力検査をして処方箋をもらう方法がおすすめです。眼科で視力検査を行うと、正しい方法できちんと測定してもらえます。また、眼病などが原因で視力が落ちている場合も、同時に検査でき、早期発見・治療が可能です。
多くの場合、その後に提携先のメガネ店を紹介されることでしょう。しかし、紹介されたメガネ店以外を利用しても問題ありません。ただし、必ず処方箋どおりの度数で作ってもらってください。
なお、処方箋を提示して作ったメガネは、完成したら眼科にチェックしてもらいましょう。処方箋通りに作られているか、見え方は大丈夫かなどを確認する必要があります。
老舗メガネ店などの有資格者がいる店舗で作る
多忙などの理由で、眼科で処方箋をもらうのが難しいこともあるでしょう。この場合、老舗メガネ店などで、ものを見ることに関する有資格者がいる店舗で作る方法もあります。有資格者がいる店舗は、無資格者だけの店舗より、さまざまな点で安心です。
たとえば、国家資格である視能訓練士は、ものを見ることのスペシャリストです。目に関する豊富な専門知識を持ち、快適に見るための全般的なサポートを行っています。さらに、必要に応じて、視野・色覚・眼球運動などについても検査することが可能です。そのため、単なる視力検査では分からない異常を発見することができます。
このほかにも、メガネ作りのスペシャリストである眼鏡作製技能士が在籍している店舗もあります。眼鏡作製技能士は、まだ歴史の浅い資格です。しかし、厚生労働大臣から認可された国家検定資格ですから信頼できます。視能訓練士と同様に、今後注目&需要が高まるばかりです。
メガネ選びは「EYECARE名古屋」でもご相談受付中
私ども「EYECARE(アイケア)名古屋店」でも、メガネのご相談をお受けしています。
目元美容・ものを見ることの専門エステサロン
EYECARE(アイケア)名古屋店は、目元美容・ものを見ることの目元専門エステサロンです。パソコンやスマホの普及が進み、誰でも使いこなすようになった今、目元の悩みを抱える人が急増しています。
中でも、目の疲れ(眼精疲労)は、合わないメガネを使用することによっても引き起こされます。そのため、EYECARE(アイケア)名古屋店では、メガネ選びのご相談もお受けしているのです。もしも、メガネ選びでお悩みなら、お気軽にご相談ください。
EYECARE(アイケア)で目元の不快な症状を改善できる
EYECARE(アイケア)は、独自の高性能・高機能マシンによる施術により、目元の血行をよくし、筋肉のコリをほぐします。疲労物質の排出を促し、目が大きく開いて視界が良好になるなどの効果が期待できるのが特徴です。また、頭痛・肩こりといった不快な症状も改善できます。
なお、EYECARE(アイケア)は医療行為ではありません。メスや針は一切使わず、副作用・痛み・ダウンタイムも発生しないのが特徴です。また、安全性については、国家資格である視能訓練士が監修していますので、ご安心ください。メガネ選びのご相談と同様に、お気軽にお試しいただけると幸いです。
【EYECARE(アイケア)名古屋店の連絡先】
- 住所:名古屋市千種区東山通5-113オークラビル6階
- TEL:052-783-1011
まとめ
自分に合ったメガネを作るには、正しい視力検査を受けることが必要不可欠です。視力検査は無資格者でもできるため、格安メガネ店でメガネを作るのは、さまざまなリスクが伴います。
大切なメガネは、眼科で視力検査を受けて処方箋をもらって作ることをおすすめします。もしくは、視能訓練士などの有資格者がいる店舗で作るのもよいでしょう。
なお、私どもシェアリングヘルスでも、EYECARE(アイケア)名古屋店にてメガネ選びのご相談をお受けしています。皆さんの目に合った最適なメガネ選びをサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。